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2010年2月16日火曜日

あらためて不安定を痛感

かなり遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私も、非常勤講師であるという身分から、兼務校やコマ数の多い学校を探して参りました。

書類が通り、面接まではしてもらっているものの、
結果は実らず、自分でもイライラしているのがわかってしまいます。

こんな状態が続き、「来年度が今年並みの水準ならば、また来年頑張れば良かろう」

というつもりでおりました。

が、

勤務校の来年度のコマ数が、そのイライラに追い打ちをかけることになるとは・・・

来年度はコマは減るが、担当学年は増える らしい
それって単なる負担増ですよね?

つくづく講師という仕事は、不安定な仕事

7 件のコメント:

Nanchatteacher さんのコメント...

ふたたびこんにちは。ナンチャッテです。
リンク集などにも目を通させていただきました。
住んでいる地区が違うと、随分実情が違うものなんですね。

私の勤め先の公立中学では、非常勤講師というのは、ほぼ九割方私と同世代の(アラフォー~アラ還)のオバサンと相場が決まっています。

若い非正規採用の方は大抵、常勤講師というのをやってます。
お給料の面でも、オバサンは年間130万円を超えない(夫の会社で扶養家族として保険に入れるくらいの額)程度を頂いて「良し」としているところがあります。

オバサン講師の経歴はそれぞれですが、概ね高学歴で、子育てで中断する前のキャリアは、ビックリするようなものを持っています。同時通訳をしていたとか外為で外国と取引していたとかいう人が中学で英語を教えているんですよ!

実は、来年度の講師更新の時に、市教委の担当から聞いたのには、
「不景気で、予算も削減されているので、新規の講師採用は難しいです。やはり実績のある人にお願いしているんです。」
とのことでした。

これって両者(市教委とおばさん講師)の利害がものすごく一致していると思いませんか?
オバサンは自分の力を程よく生かせる職場で程よい稼ぎをしていたいと考えていて、市教委は、少ない支払いで、まず間違いのない人材(オバサンは、子供の扱いには慣れてますから)を得られるからです。

この世にオバサン講師がいる限り、若手が新規参入で、しかも条件のいい非常勤講師の勤めというのは、なかなか難しいかもしれません。
(すみません・・・・)

逆に、常勤講師は、オバサンは絶対にやりたくないと思っているので、若手は採用されやすいかもしれませんよ。
今年の教員採用試験でバッチリいきますように!

part time teacher さんのコメント...

Nanchatteacher様
再びありがとうございます。

かつて、努力して得た力を再び教育の場で活用できることは、大変素晴らしいことだと思いますよ。

教育の世界では、実績=教員としての信用(能力)だと思っています。経験がものをいう世界ですから、子育ては大きな武器でしょう。

今年こそは頑張ります。
毎年こんなことを言っているような…

Nanchatteacher さんのコメント...

どこの現場でも派遣(正規でない採用の労働者)が増えているようですが、私も自分が教育現場に来るまで、公立中学で、こんなにも非正規の採用者が働いているなんて知らなかったなあ。
52人の職員中、常勤と非常勤をあわせると17人にも及びます。三分の一が非正規です。(非正規の中には、特別支援教室に入っている三人も含めています)


こんな実情を親が知ったら驚きますよね。
せめて、常勤の人の数(6人)くらいは、正規の職員を増やしてもいいと思うんだよね。


そうすれば若い人たちに、もっとチャンスを作れると思うんだけど。


聞くところによると、正規採用を増やせないのは、将来の年金のことや、子供の数の減少のことや、もちろん予算のことなど、脳天気なオバサンにはちょっと理解が難しい複雑な背景が絡んでいるようですが・・・・

parttimeteacher さんのコメント...

Nanchatteacher様
私のイメージだと公立のほうが非正規の職員は少ないと思います。
私立はひどいところも多いです。
私のところは専任と非正規半々といったところです。専任より持ち時間が多い非常勤で、給料が専任の半分以下、保険なしなど、ひどい待遇です。

財政的な問題が大きいようですが、多いところから削るのではなくて、少ないところをさらに削るという、状態ですね。

Nanchatteacher さんのコメント...

そんな実情があるんですか?
なんだかすごく悲しくなります。


そんな悪い境遇に甘んじておってはいけません。
とはいえ、このご時世(超就職氷河期)に、正論をかざしても通用しないのかもしれませんが・・・・。

そんな悪条件は、買い手市場となった昨今の現象なのでしょうか?それとも私立の悪しき伝統なんでしょうか?
いずれにしても、自分の労働が正しく評価されないというのは、やる気を消失させますよね。

うちの息子たち二人は同じ私立の中高一貫校に通っています。
時々非正規の先生がいるという話は聞きますが、翌年に正規採用されている人もけっこうみえるみたいです。
まあ一年間は試験期間みたいな感じなんでしょうか?
ただし、採用に当たってはものすごく厳しい関門があります。
親からのクレームは凄いようです。(私はクレームをつけたことはありませんが、息子の同級生の親が何人か出したようです)
「あの先生の授業を受けているクラスは、他のクラスより平均点が10点も低いから、どうにかせよ」とかね。

そういう怒涛のクレームや先生からの要求にこたえられた人だけが生き残れるみたい。
厳しいですのう。

part time teacher さんのコメント...

Nanchatteacher 様

非常勤でも、応募者が殺到するという話を伺いますから、わざわざ金もかかる、首も切れない専任を募集するより、安く、契約が切れたら難癖つけてサヨナラできる非常勤をとるのでしょう。

常勤講師という労働者側に相当負担をかける制度が流行りに流行っています。3年を超えて常勤講師を雇う場合は4年目から専任にしなければならないという法律があるらしく、3年間専任と同じ仕事を安い給料でさせて、4年目にはサヨナラ、非常勤に降格という学校もありますから…

Nanchatteacher さんのコメント...

同じ非常勤で働く仲間として、許しがたいです。
学校の生徒にとっても、そんなシステムは良くないですよねっ。

孔子様も恒産ありて恒心あり(うろ覚えですみません)みたいなことを言っておられました。
教材研究や学級経営や部活動に専念できる環境が整って初めて授業に集中できるものよね。
来年の勤め先の心配までしながら穏やかに教材研究なんてしていられないですよ。

学校経営者も、少しの費用を惜しんで、学校の評判を落としてしまっては、結局は損しているってことに早く気付くべきだと思うわ。